2016-03-31 第190回国会 参議院 国土交通委員会 第5号
踏切道の見守り体制、踏切番といいましたか、そういう方々がどんどん効率化されていく、あるいは最近はこの東京の二十三区の駅でも改札の無人化というものが進んで、いろいろとそういう障害者の方やあるいはお年寄りの方々を見守る体制が非常に手薄になる方向になっています。
踏切道の見守り体制、踏切番といいましたか、そういう方々がどんどん効率化されていく、あるいは最近はこの東京の二十三区の駅でも改札の無人化というものが進んで、いろいろとそういう障害者の方やあるいはお年寄りの方々を見守る体制が非常に手薄になる方向になっています。
当時は何か、踏切番みたいな方が手旗信号みたいなものを含めて差配しておったようなところもありますけれども。いずれにしましても、そのことを繰り返し述べておられるわけであります。それに対して、当時の運輸大臣の松浦周太郎先生が、河野さんのおっしゃること、私自身も身にしみて感じておりますと。
しかし、一生懸命踏切番をして、安全にやろうという、そういう仕事の内容が、いまの社会的な縮図、いわゆる教育偏重主義といいますか、そういうこととの兼ね合いの問題など、数多い問題がたくさんあるわけです。
○中村説明員 ただいま先生御指摘の、二、三日間踏切番と申しますか踏切を警護する人間を配置した、このことについては、実は私どものほうは承知いたしておりませんでした。
○三浦委員 大体わかりましたが、この事故があってから二、三日ぐらいは西鉄はこの踏切に踏切番を置いたんだそうです。ところが現在は置いていないんですね。これは、いま部長さんがお話しになったように、その後も何回も調査したけれども、作動状況に異常はない、まあ、こういうことで踏切番をはずしたんじゃないかと思いますけれどもね。
イコールフッティングの問題からいたしますと、わりあいに海上交通は、港湾もほとんど国と地方公共団体の費用でもってこれができている、陸上でいいますると、あるいは信号、踏切等に当たる、あるいは踏切番、あるいは交通巡査に当たる航路標識、これも国の費用でやっている、まあ道路の補修費は要らぬ、こういうふうなことでございまして、わりあいにその点は国の財政が出ているんじゃないか、離島は別といたしましてですよ。
踏切番であります、居眠りをしておった、あぶなく事故寸前で国労に所属をいたしておったあなたの側から見ればいずれにしても職員でありますが、その職員が発見して事故を免れた。それが一回ではない、二回こういう事実があるんです。そのときに国労の発見をして注意をして事故を防いだこの人が、この平訳という助役に、これは処分すべきものではないのか。
有人踏切でちゃんと以前のように、そこに踏切番の人がおって、そうして見ておれば、こういう事故はやはり防げるのじゃないかと思います。 ところが、無人踏切はどんどんふやす。これは私が申し上げるまでもないのですけれども、現在、国鉄と私鉄の踏切数が約六万一千カ所のうち、警報機すらない全くの無防備の踏切が約四万一千カ所もある、こういう状態です。
さらに、これは運輸省に関係があることなんですが、最近私たちは、踏切の事故に対して、踏切番の人たちの給与とかいろいろな点が悪いのでむしろ事故が大きくなっているということを指摘したのですが、そのために今度きびしい通達がいって、結局無番の踏切も全部遮断機をつける、こういうことになったのです。つけたのはいいのですが、自動遮断機になったわけなんです。
これは御承知だと思うのですけれども、あれは山陽本線が非常に合理化されて——非常に合理化されたと言うとおかしいけれども、踏切番がいなくなった。そのために、この踏切の遮断機が全部電化されたということで、一時間のうちわずか十二分くらいしかこの踏切の遮断機があかない。そのために多量のバスあるいは通勤のバス、あるいはまた自動車がとまる。
あるいはそんなになまけているのかということになりますと、決してそうではなくて、踏切番がちょっと小便に行ったのでも、駅長さんから戒告をされて、その駅長さんは今度組合から突き上げられて、えらいことになっているという事例を私も承知しておるわけなので、こういう公共負担の面は、何をさておいても国鉄再建の場合に取り上げられなければならぬし、あらためて検討されなければならぬ問題だと思うのです。
それを、ぜひ踏切番をつけてくれとか、竹を道路幅一ぱいにしてくれとかいうような交渉をおかあさんたちがしても、これを交通基本法のようなところできちんとそういうこまかいところまで関係法案についてもきめてあるならば、会社も話し合いに応じてくれるのですけれども、なかなかむずかしくて、あまり住民の声が大きくなりますればそれをふさいで遠くを回り道をしてくれというようなことになっているのが現在の実情なのでございます
これの大部分の原因は、実は踏切の施設の問題と、それから自動車の運転手の、と申しますか、自動車側の原因というのが非常に多うございまして、会社側と卑しますか、踏切番側の原因というのは大体七%か八%ぐらいということでございます。
それから監視または断続的労働、踏切番その他のことを含めて。もう一つは管理監督の地位にある者です。裁判官もそういう点があるのですが、これは特別職ですね。しかし、一般職である管理職は、俸給の体系自体がプラスアルファしてあるわけです。責任の俸給があるわけです。そのほかに超過勤務その他の費用を入れて、八%ないし幾らかのプラスアルファがついて、超過勤務にかわるべきものとして管理職手当があるわけでしょう。
次に、特に大臣が所信表明で強調されました踏切保安対策でございますが、特に、現在、国鉄、私鉄を通じまして、踏切番のおらない無人踏切という第四種が多いわけであります。
そこで踏切のようなところを考えてみた場合に、まず踏切番がおるというふうな軌道の上を運転している電車の運転手の注意義務を考えてみますと、電車が来れば必ず踏切番が遮断機をおろして踏切の安全を確保してくれるんだ、こういうふうないわゆる踏切番に対する、また軌道の上の交通の安全に対する信頼をもって電車の運転手は運転がなされておりますし、またそのことをもってその運転者の注意義務としては法律上十分であろうと思うわけであります
ところが、この前の人員整理のときに踏切番を全部人員整理したですね。ほとんど踏切等のおりました踏切をなくしてしまった。そして事故が多くなりまして、あわてて、また踏切番を配置したり、あるいは信号機をつけたりという二重の手間をかけておるわけです。二人乗りのバスをワンマン・カーにすれば、一人分節約できるということは考えられますけれどもね。
それに対しては、やはり政府としては今後ますます道路、橋梁その他の改良につとめるという点も非常に大切なことでありますし、またゴーストップの信号機の整備であるとか、あるいは踏切におけるところの遮断機、あるいは踏切番の増員であるとか、そういったようなことは、それぞれ建設省、あるいは運輸省等におきましても逐次力を入れておられるようでございます。
問題は、最近、これはこの間運賃値上げのときも、常務が踏切警手という話を言ってけしからぬと、また大臣はいま踏切番と言われた。これはなおけしからぬ話だ。結局そういうふうにものをながめ、踏切というものは大体そういうことなんだという旧来の観念を変えるところから出発しないと、ほんとうの踏切対策なり安全というものはこれは確立できないと思うのです。
たとえば、これは火災とは違いますけれども、私は運輸の専門ですが、踏み切りでも、あそこは早く踏切番を置かないと重大な事故が起きるぞということを現場の人間が幾ら当局に言っても、ちっとも踏切番を置かない。そうして、これはもう何十年も前の話ですけれども、あるところでは、消防車が出動して、踏み切りで電車にひかれて消防士が十人も十五人も死んでしまった。